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プロフィール
HN:
謡 陸葉
性別:
女性
職業:
社会人1年生
趣味:
読書・観劇・スポーツ観戦
自己紹介:
活字と舞台とスポーツ観戦が大好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
4つ葉のクローバーに目がない。
寝たがり。
京都好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
4つ葉のクローバーに目がない。
寝たがり。
京都好き。
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遠くの山の上に、天使が見えた。それは勿論自然が作りだした一瞬の悪戯だが、もしかしたらまさに今この瞬間、あの天使の真下で本当に奇跡が起きているのかもしれないと考えてみる。
産まれてから今日まで、突然妙なアイテムを手にすることも、どこか別の空間にとばされることもなく、特別な事とは無縁な人生だったけれどいつも自分のしらないどこかでは別の誰かが特別になっているのではないかとおもっていた。自分はいつも特別の外側にいて、だからこの世の中の特別にであったことがないのだ。
人間の視界は狭い。だから見落とした物の中にたくさんの特別があったとしても何の不思議もない。特別はきっとさっきすれちがった人の鞄の中や腐臭のひどいゴミの山の中にも潜んでいるものなのだ。
だから、あの天使はただの水蒸気や氷の固まりではなくちゃんと神様の御使いであそこでは何か特別な事が起こっていて僕はまた外側からそれを見ている。
僕は今日も特別なことなど何もなく、平和だ。
でも、もしかしたら特別は今僕の鞄の中にもあるかもしれない。きっと僕がそれを知らないだけ。
特別って、多分そういうものなのだ。
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