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プロフィール
HN:
謡 陸葉
性別:
女性
職業:
社会人1年生
趣味:
読書・観劇・スポーツ観戦
自己紹介:
活字と舞台とスポーツ観戦が大好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
4つ葉のクローバーに目がない。
寝たがり。
京都好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
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只今曇りガラスの向こうは風と雨の街です。
ぽった3見てます。双子にめろりんです。かぁわいいなぁ、雪だるまと割りゼリ。
思えばこの時が謡のぽった全盛期でしたねぇ。
今は、そうだなぁ、ダレンほどではないにしろ『外国』文学であることを実感する描写や展開に違和感を覚えるようになってきているので、変わらず好きですが愛までは行かないかなぁというところ。
もう、なんだかバッドエンドでなくて子世代が笑顔で終れてリマが生きてても死んでても幸せならそれでいいかなぁと。ようするに、幸せな結末ならOKだ。主にリマと双子とはー子が。読まないと・・・・。
はてさて、昨日言ってた通り、今日は舞台を見てきました。
鴻上さんと握手してきましたよー!!(みーはー)
学生運動の最中、野路演説中に意識を失い30年ぶりに目覚めた主人公が当時通っていた高校に復学し、生徒の為の文化祭を求めて再び学校側と戦う。大まかに言えばそんな感じです。
予想外にとても面白い作品でした。コメディ調という意味で。
もちろん、舞台そのものとしてもとても面白いものでしたよ。
題名やあらすじを見た限りでは重いのかなぁと身構えていったのですが全然。
会場に入るともう役者さん方が舞台上にいて自由にふらふらしてる感じ。
ずーとリフティングしてる人がいたり、そのうちにギター1本の周りに集まって唄いだしたり。
舞台練習の休憩時間のような雰囲気でとても新鮮でした。
この時点で舞台上には何もなし。あれ、装置・・・・は・・・・?
あえて言えば何か3本のレールのようなもの。さて、あれはなんだろう。
始まると吃驚、3本のレールは3枚のカーテン。
それらが空間を区切り、場転を行い、幕内を作り出しと大活躍。
装置は全てこじんまりとした物で鉄の土台の上に組まれており、大人2・3人で押せるもの。
それらがカーテンの向こうに現れ、カーテンと共に消えていくのです。
その発想に、拍手。本気でこの演出だけで見に行った価値があったと思った。面白い。
とにかく場転がスムーズで驚きました。まったく切れない。客の集中も、切れないんですねぇ。
今回、テーマ的に客層がとても高い傾向にあるからかも知れませんが、劇中で偶に『演劇的表現』の説明の台詞が入ります。
例えば、ころころ場面が変わりますよとか、役者が何役も掛け持ちしてますよとか。
そんなところも逆手にとって笑いに繋げる辺り凄いなぁと。
『人数が足りないんで、ちょっとづつ変えていっぱいやってまーす』
『はい、と、言うことで。今通り過ぎた皆さーん全員もう1回戻ってくださーい』(笑)
どっかの文化祭か何かだろうか(笑)
客席と役者の距離がとても近いのにとにかく驚きました。
とにかくそういう小技的なものが積み重なって出来た舞台でした。
これを見てからトリックとか見直すとあぁなるほどと思うんだろうな。
台本は流石でした。
よく組まれているなぁと。
言葉遊びならやっぱり三谷さんが好きですが、この本の世代ギャップを使った言葉の応酬の面白さ。
なにより主人公山崎とそれをとりまく生徒のキャラクター設定が凄く計算された物に感じました。
あぁ凄い。登場人物の人間性に必然を感じる。ちょっとでもずれたら、ダメなんだろうなぁ。
そしてこの『ギャップ』
会話だけでなく音楽でも見事に表現されていました。フォークとラップ。似ても似つかない。
それでも全く違うものではないんだと感じさせる。
結局、この物語は何だったのだろうかと考える。
誰に向けたものだったのかと考える。
表したいものが『あの頃の遺物』だったのか『今の学生』だったのか、それとも『日本』という国だったのか。
とりあえず、また生きろと言われてしまった。
しかも今度はただ生きていてはいけないらしい。
愛と自由の為に。
自分が自分である為に。
戦わねばならないらしい。
困った、とんでもない難題だ。
山崎は現在は教頭となったかつての学生運動の指導者に問いかけます。
生きるテーマは何ですか。
今は、何と戦っているのですか。
さて、いったい何と答えよう。
未来は勝ち取るものだと言う、未来に絶望して生きるよりもずっといいと言う、その迷いのない目に晒されて。
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