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謡 陸葉
性別:
女性
職業:
社会人1年生
趣味:
読書・観劇・スポーツ観戦
自己紹介:
活字と舞台とスポーツ観戦が大好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
4つ葉のクローバーに目がない。
寝たがり。
京都好き。
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只今帰りました下宿まで。


ではでは昨日の芝居の感想を書こうと思います。
途中で飽きるかもしれませんが・・・(こら)


今回はネタばれを含みます。
嫌な方は回れ右!


便宜上、「身分」という単語を多用しますがカースト制を推奨するような意図は欠片もありません。
あくまで観劇の感想として記述しています。





パンフでメンバーも言ってましたが、本当に内容がない!(笑)
いや、あるっちゃーあるのですが。
元々パニのスタンスとして「漫画っぽいキャラクターが漫画っぽいことをやる芝居」ってのがある以上はこれでいいのだと思う。
らしいといえば一番らしい舞台だったのでは。

出だし、妙にクオリティの低い芝居してるなーと思ったら、演技だった(笑)
「そんなんじゃまた小劇場に逆戻りだぞ!バイトとかもう、嫌だろう!」には、吹いた。

実感こもってるから!!

劇団の主宰と座長のコンビ、大好きでした。
なんかお互いに止めあってるから。どっちも暴走型かよwwって。

「おす!オラ、悟空だ」は、断じて、孫悟空のイメージでは、ありませんから!
それどこぞの量産型のニンジンですから!残念!

緑が、あまりにワイルドなイケメンだったので、最初1分くらい普通に気付きませんでしたvv
今回のこの人の芝居がすごく好きでした。
声の音量、トーン、口調。
素直に上手いなと思ってしまった。くそう。
さすがわっし。皆の癒しvvv
あ、でも走ってはける時の姿勢とか失速はもうちょっと詰めてく必要があるとは思いますが・・・。

セインは、ホントに貫禄がありました。
小劇場でやってるレベルではないオーラが・・・・外人さんすげぇ。
やっぱり若干発音がってなるのは否めませんがセリフ自体はとても聞き取りやすくて細かい芝居をされてました。
でもさ、ニガンダはさ、墓から魂染み出した時点でその時代の王様に憑依してさ、国のっとればよかったんじゃねぇの。
そして神様が本物ならニガンダのその陰謀って永遠の平和を願われた時点で成立しねぇんじゃねぇの。

黄色の出オチっぷりには、もう何も言うまい。
ナタラージャについて。
彼の行動は、よく、わからない。
彼は自分をどうしたかったのか。
いろんな行動の理由が弱い。
必然性がちまちまと欠けているせいで本来彼の軸になるべき部分が見えてこない。
ので、3人組の存在がシラーっとなってしまうのがとても残念。
話の中心がここにあったらよかったのになと思いますね。
まぁそーなると必然的にカースト制度が前面に押し出されて話重くなるんですがね。


永やんの美人っぷりに驚愕。
なんだあのかわいい子。
しかし視線がおかしい。あれ?
って思ってると「盲目」なんだとか。あぁなるほど。
ん?でも盲目にしては演技甘くね?っと思い永やんでてる場面は基本彼の眼を凝視。
やっぱり違和感ぬぐえず。
あいや~
って思ってたら大どんでん返しが。
実は見えてんだってよ!
狙ってあの演技だったなら本気で感服です。
その辺を名古屋で細かく見てきたいと思います。
ナタラージャがいるといないとでどう違うのかとか。

シヴァは・・・・シヴァっていうと必然的に戦いの神が浮かぶのですが・・・・奥さん大暴走の折には地面に寝転んであえて踏まれて奥さんを正気に戻したとかいう頭いいんだか悪いんだか強気なんだか弱気なんだかよくわからん人。あ、人じゃねぇ神。
まぁ、謡のこれがピンポイントで印象間違ってるのですがね。
とにかくシヴァは、いい子ですね。まさにリーダーがやる役って感じ。
ですがやっぱりこの子もバックが甘いんで、いまいち見えてこない。
まず、何故兄貴に反抗してたのか。「ぶっころす」まで言っちゃう仲って何。
ツンツンしてないし、礼儀をわきまえない世間知らずでもなさそうだし、兄が悪い人でもないしお堅くもないし。
前半にこの二人の絡みがなかったので全く見えず。
んで、ナタラージャとパスパタの関係もふわふわしてるからシヴァのセリフも浮いてくるし、態度も微妙。

ナタラージャがお尋ね者になった二人を裏道を通って逃がす場面。
シヴァ:「お前よくこんな抜け道知ってたな」
このセリフ、難しいと思った。
その後に偶然出会った身分の低い子に「あなた方のような身分の方が通る所ではありませんよこの道は」って言われます。
それにシヴァが「お前この辺詳しいか?」って聞くまで謡は普通に城からの脱出路の地下通路とかを通ってると思ってたのですが「この辺」という以上は普通に街中の裏道を歩いてるってことですよね?
じゃあ、もうそこは見るからにスラム的な道だろうと。
見たらわかるだろうと。
ナタラージャが身分を隠してるのを知ってて、パスパタがその秘密を守るためについてる嘘を知ってて、そこでシヴァが発するセリフとしては軽すぎる。
まぁキャラ的に何も考えずぽろっと言っちゃうのはありだけど。それにしてはほか二人の反応も微妙だったなーって。
物書き視点では「ナタラージャが下層の民が使う道を知ってる」っていう伏線だっていうのはわかるのですが・・・。


リアルインドではカースト制が廃止された今でもその意識が民衆の心の中には根強く残っているのだとか。
日本でも部落問題っていうのは未だ根絶されていないわけで。
その意識が上に根付いているのか下に根付いているのかは不勉強なのでわかりませんが。
この話では無駄にナタラージャだけが過剰反応をしているように見えたのも「身分」の重さが伝わらなかった要因だよなぁと。
そもそも王子と武人と踊り子の力関係がわからん。
特に踊り子。超偉そう。

うん、今回あれですね。
全面的に本が悪い。
キャラの書き込みが各々甘いのでちょっとずつのずれが全体の印象に響いたってことで。

でもまぁ、ホント、何も考えずに楽しくやろう!っていうコンセプトだし、その点ではしっかりした方向性もあって成功していると思います。
面白い本なのは確かなので。
確実に笑えるから。
主宰と座長がいればもれなく笑いをくれるので(爆)


では楽しいカミカミられつ順不同

アイスクリームが三つになった!(太陽だろ!)
「「「アイスがみっつ!!?」」」←3人とも素で驚き過ぎだ・笑
「ぃよし、よし、いいぞーじゃあ、ホラっ太陽が三つになった!」(栄治さん・・・・笑)

「よし、じゃあ、お前どらやきはどうやって食べる派?」
「おい、あーびっくりしたー何の時間?何の時間?」

「確かにナタラージャが俺たちの仲間か。、あ、いや、仲間だ!」(ちょっリーダー!)

ニガンダがシヴァに乗り移って暴れだした時
「ヴィシュヌさまじゃない!」
って言ったの誰だ!そりゃヴィシュヌじゃねぇよ。シヴァだからな!



あーもーちょっとあったのに終盤のリーダーのまさかの仲間ですか発言の衝撃がすさまじ過ぎてとんだ。



あ、今回ですねー演出で薄い幕が使われてました。
幕というより、幕サイズの布が2枚。
光の当て具合で奥の見え方が変わるのです。
それ自体の発想はとても面白かったです。
色もきれいだったし。
でももう一声!ってなりましたねー
せっかく空間切れる素敵アイテムがあるんだからもうちょっと活用出来ただろうに。
ちょっと面白い動きをしたのが1回だけだったのであれができるならあの場面ではこうやってーとかあそこではこうやってーっていうのがいくつか浮かぶのでもったいなかったかなぁと。
布持ちだされるとどうしても鴻上さんの某舞台の感動が蘇ってしまうので・・・。あーでもパニの芝居であんな装置は似合わないかなぁ・・・。

よてぃ(演出家さん)は観客の視線を操るのが余り上手でないような気がする。
場面の空気を作り上げる腕は凄いと思う。けど。



あはははー今回なかなかに酷評してますね。
いや、でも楽しかったですよ。
パニの芝居を見たなっていう満足感はありました。
笑い過ぎた。

名古屋楽しみですww
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