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プロフィール
HN:
謡 陸葉
性別:
女性
職業:
社会人1年生
趣味:
読書・観劇・スポーツ観戦
自己紹介:
活字と舞台とスポーツ観戦が大好き。
コナンとワンピに愛を注ぐ。
4つ葉のクローバーに目がない。
寝たがり。
京都好き。
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8/31
母校の高校演劇部のOGが集まって結成したOG会の芝居にお邪魔してきました。
ピンチヒッターのお話を頂いたのですが謡の都合がつかず、お断りさせて頂いた舞台です。
演目は『靴のかかとの月』
戦時中、うどん屋の親子を中心とした物語。

『戦争というのは、人の顔の上でうんこをするのに似ています』

ずいぶんと衝撃的な台詞から始まるこの芝居。
でも奇をてらっただけの言い回しではなく、良く聞いていくとなるほどそうだと納得させられる。
なんというか、この一連の長台詞だけが他にはない奇抜さを持っていて、言いようのない違和感があるのせいか、最後まで見た時に凄く印象に残っていることに気付かされます。
ただ悲しいな、辛いな、戦争は残酷なものだな。
そう思った時に、自然と浮かんでくるのが冒頭の台詞でした。
無限ループ。
それが戦争であり、悲しみであり、歴史なんじゃないかな。
あの舞台は、何度も謡の中でループする。
勝手な感想ではありますが、謡の中でループし続けるこの現象があの舞台の成功を物語ってやしないでしょうか。
随分と練習期間も短く、ギリギリでやっていたのを風の噂程度には聞いているので感服いたしました。


後輩各位の、変わらない部分、成長した部分を見ることが出来てとても楽しかったです。
皆素敵な役者さんになりましたね。
スタッフも、とてもいい仕事してましたね。職人ですね。愛だね。

謡が役者として係ることは多分もうないだろうけど、また機会があるならば喜んで応援に行かせて頂きますよ。


芝居はいいね。
ただ台詞を吐くだけで、それは大きな力になって別の言葉を誰かに伝える。
夢も現実も、過去も今も未来でさえも、この世の全てがそこにあるように思う。
そして何より、知らなかった自分に会えるのが良い。
芝居をみることは、自分との対話だと謡は思っているので。
本を読むのもそうだけど、芝居にはそれ以上の力とか直接的な想いとかの奔流が押し寄せてくるからより底の方から声が聞こえる感じがします。

芝居は、いいね。
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謡が対話するの?
謡が対話するの?
BlogPetのモノ URL 2008/09/03(Wed)13:47:29 編集
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